電験2種 合格体験記

自己紹介

初めまして。ももよしです。

簡単に自己紹介させていただきます。

2019年まで、中学校で理科を教える先生でしたが、あまりに過酷な労働環境だったため、自分の身と友人関係を守るために電験3種を活用して

化学メーカーの電気設備保全へと転職し、電気に携わるようになった若輩者です…令和3年度の第2種電気主任技術者試験に合格することができ、

ご縁があって、合格体験記を書かせていただくことになりました!!

趣味は、剣道です。コロナ禍なので、今はお休み中ですが・・・一応、5段の有段者です💦

電験2挑む方にとって

 

受験のきっかけ

教師という異業種から転職し、当時の私には電気エンジニアとしての知識、技術が圧倒的に不足していると感じていました。社内に電験2種を持っている方が2名しかいないと聞き、自分のスキルアップと自信につながると思い受験を決意しました。 電験3種に合格してから5年が経過していたため、忘れてしまっていることも多く本当に合格できる不安を感じてはいましたが、今の会社で成り上がるには電験2種は必須だと自分を奮い立たせていました…💦

受験1年目(2019年)

電験2種からは、二次試験の合格までが必要なため2年に分けて合格を目指そうと初めから決めていました。また、転職直後で仕事に慣れるため残業が多くなっていたため、1発合格を目指さなかった理由にあります。 1年目は、「理論」、「電力」、「機械」に合格できたらBestだなと思い、理論科目を中心に勉強しなおしていました。

テキストは、電験3種取得時に購入していた『これだけシリーズ』をそのまま利用していました。

平均すると1日当たり1時間30分くらいの勉強時間だったかなと思います。

1年目の受験結果

結果…目標通り、「理論」、「電力」、「機械」の3科目に合格できました!

「理論」、「電力」は出題内容が自分の知っている部分が多く、計画通りの結果を出せました。逆に機械科目は、自己採点で55%の得点率だったので、不安でしたが運よく点数調整が入り科目合格できました。

結果発表当日、「計画通り!来年は合格だな」と天狗になっていたのでした…💦

受験2年目(2020)

コロナウイルスの影響で、飲み会などがなくなりこれまで以上に勉強時間が確保され、これは合格狙えるだろうと思っていました。

「法規」科目は、暗記部分も多くテスト2か月前から参考書を読み込むだけでも十分対応できるだろうと考え、二次試験対策を2019年の10月から始めていました。ここから、急速に勉強の進度が遅れていきました。

二次試験対策のために『電験2種 これだけ電力・管理』、『電験2種 これだけ機械・制御』を新たに購入し、勉強を開始します。これまで通りのペースでいいだろうと1日1時間30分の学習時間は崩さずにいました。

しかし、予想以上にわからないことが多い!!単語1個ずつ調べながら勉強をしなければならず、自分の無知を痛感させられます。

さらに追い打ちとなったのは、練習問題が難しいことです。『これだけシリーズ』は昭和の問題も掲載されており、レベルが高く当時の私は毎日頭を抱えていました(笑)

2年目の1次試験結果

一次試験は、計画通り合格できました。

法規科目だけでしたので、試験当日もゆっくり試験会場に向かうことができたことはありがたかったです。

これで念願の二次試験への切符を手に入れることができ、二次試験対策にも気合が入りました。

二次試験への取り組み1年目(2020年)

1次試験を無事乗り切り、二次試験に本格的に集中します。

電力・管理科目については、対策を進めていたので、ある程度見通しを持てていました。しかし、機械・制御科目は別でした。かなり焦りながら猛勉強を開始しました。1日4時間くらい勉強していました。

本番までに全範囲勉強するのは間に合わないと判断し、機械・制御科目については「直流機」、「誘導機」、「同期機」、「変圧器」の4機のみで受験しようと決めました。

2020年は、電力・管理科目は水力発電の問題が出題される年度だったので、ここで合格を決めたいと思っていました。

二次試験1年目の結果

不合格…

当然ですよね。圧倒的に勉強時間が足りていませんでした。また、二次試験独特の雰囲気にのまれ、普段ではありえないような計算ミスもしていました

2020年は合格者およそ700名のいわゆる当たり年だったにも関わらず、不合格となったことで私の負けず嫌いに火が付きました。エンジンかかるの遅すぎですよね(笑)

受験3年目(2021年)

残すは二次試験のみ、しかも合格できなければ全てリセットという追い込まれた状況での勉強が始まりました。

受験2年目の油断を反省し、次のことを実践しました。

  • 朝活(勉強時間の確保)
  • 過去問の分析
  • 本番を想定した過去問演習
  • 捨て問題の決定
  • まとめノートの作成

毎日最低4時間の勉強時間を確保しつつ、休日は本番通りの時間割で過去問演習を行いました。

テキストは『完全攻略』を新たに購入し、とにかくたくさん問題を解きました。10周以上は問題集を解いたと思います。

3年目の結果

結果は… 合格!!

3度目の正直で、何とか合格を勝ち取ることができました。

正直、試験直後の手ごたえは微妙なものでしたが、何とか合格できたのは本当に運がよかったのかなと思います。

電験2種には合格しましたが、スタートはこれから!まだまだ、勉強が必要だと感じています。



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