電験2種 合格体験記

はじめまして。
あぶめりばです。

【自己紹介】
・地方国立院卒
・大学では電気専攻
・社会人1年目
・電験三種 2回不合格
・電験二種 1発合格

自己紹介の通り電験三種には2回落ちています
2020年度の結果は電力のみ合格
2021年度の結果は電力・機械・法規合格
電験二種に関しては
2021年度初受験で一発合格しました。

これを読まれた人は
「なんで上位資格の電験二種を一発合格しているのに,電験三種を二度も落ちているんだ?????」
と思われると思います。
電験三種に落ちた要因を絡めて,電験二種の合格体験記を書かせて頂きます。

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  1. 1年目
  2. 2年目
  3. 電験二種に合格して電験三種に不合格した理由

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1. 1年目

2020年度(大学院在中)

・受験動機
学生最後の年に電験三種を初めて受験しました。
受験の経緯は大学で電気系を専攻していたということもあり,電験三種を受験する人が身近にいました。
それに影響されて,将来困ったときのお守りとして電験三種を持っておいたほうがいいと考え受験しました。

・勉強中断
勉強を始めようとしたのは3ヶ月前でした。
ただ,別の資格試験がコロナの影響で中止措置があった例を聞き,今年本当に電験の試験が行われるのか疑問を持ちました。
もしコロナの影響で試験を中止されたら勉強が無駄になるので,勉強のやる気が起きずに遊んでいました

・勉強方法
ただ,電験試験1ヶ月前になっても電験中止のお知らせが無かったので,今年電験の試験やる可能性が高いと考えそこから本格的に勉強をスタートしました。
勉強方法はみんほし「みんなが欲しかったシリーズ」の4科目を読む(1~2周)。
YouTubeで「電験合格」という名前の人が解説動画を投稿されていたので,
その演習編を受講しました。演習編の問題を可能な限り解けるように演習をしました。
過去問は勉強時期が遅かったため,ほとんど手を付けることが出来ませんでした

・結果
結果は電力(60)のみ合格
理論55,機械55,法規46点程度だったと記憶しています。
理論と機械のボーダーが下がるのを祈っていましたが,結果はボーダー下がらず60点以上必要で絶望しました。
落ちた要因

勉強に本腰を入れる時期が遅すぎた。

の一言に尽きると思います。

合格発表直後,せっかく電験三種惜しい所まで勉強できていたので,来年電験三種のためだけに勉強するのは勿体ないと思いました。
どうせ勉強するなら来年電験二種も一緒に受けよう。
だって電験三種と電験二種の同時受験が可能であるから。
もし片方落ちても,もう片方受かればお得だよねと思いました。

結果的にはこの戦略良かったと思います。
ただ修士論文が~,講義が~..と忙しかったため,気が向いたときだけしか勉強しなくなりました。

 

2.2年目

2021年度(社会人1年目)
2021年4月私はとある会社の新入社員として働き始めました。
入社1年目ということもあり,研修が多く定時で帰らせてもらえることが多かったです。

・勉強再開
勉強を再開した理由は以下の2つです。

1.会社で「電験2種程度までは大学卒の人には挑戦して取得してほしい」と言われたこと

2.会社で鬱になったり,嫌なことがあった際に転職出来るように準備はしておきたい

この2点が私の勉強の原動力でした。
今から振り返ると,人間関係で嫌なことが多いので,この時勉強した自分を褒めちぎりたいです。

・生活リズム
勉強するにあたって
学生から社会人になり,時間に余裕が無くなるというイメージを持っていました。
勉強時間を確保することを最も重視した生活リズムを組むことしました。

この生活リズムが電験二種合格の結果につながったと思います

先に謝っておきますが,再現性は低いと思います。
それは定時で帰れる前提の生活リズムだからです。
今の私では残業が増えてきたため,真似するのが厳しいです。

やることは単純です。

夜9時に寝る。
朝5時に起きる。

出社まで可能な限り勉強する。
昼休みや帰宅後少し勉強する
こんな感じで勉強しました。
メインは朝の勉強にやりました。

・締め切り効果
朝メインで勉強することのメリットを紹介します。
朝勉強することのメリットは「締め切り効果」が作用することです。
最もわかりやすいのは,

夏休み最終日に夏休みの終わっていない宿題を冷や汗かきながら終わらせる時の集中力です

普段の生活では発揮できない集中力を発揮して,
何とか夏休みの宿題を終わらせようと必死にやると思います。

これです。

これが締め切り効果です。

 

・4月~8月(電験二種一次試験,電験三種)
この締め切り効果を駆使した生活リズムを4月~11月(電験二種の二次試験)まで続けました。
ここでは電験二種一次試験と電験三種の受験日までの勉強した内容について書きます。
「電験二種一次試験これだけ〇〇」の理論・電力・機械・法規を2~5周程度,「電験二種一次試験過去問マスタ〇〇の15年間」の電力・機械・法規を3~5周程度実施しました。
理論はそこまで苦手意識が無かったので過去問マスタを購入せず,電験王で勉強しました。
電験二種の勉強をすれば,電験三種何とかなるかなと考え,三種の勉強は一切しませんでした

・1次試験結果
電験二種は一次試験合格でした。
電験三種は不合格でした。

自己採点の点数
—————————————–
理論 電力 機械 法規
2種  78  59  66  56
3種  55  75  70  63

2種は54/90,3種は60/100が合格のボーダー
※ボーダーは難易度によって下がることもある。
——————————————-
落ちた科目は三種の理論でした。
ちなみに,二種の理論は78/90でボーダーを余裕で超えていた。

 

3.電験二種に合格して,電験三種不合格した理由

・電験二種に合格して,電験三種不合格した理由
なぜ電験三種の理論不合格だったのかについてですが,

1.電験2種理論と3種理論では出題形式や癖が異なる
三種では五者択一式でしたが,二種では多肢択一式のマークシート方式です。
電験2種は大問1つに小問5つあり,合っていれば芋づる式で正解することが出来ます。
電験2種は三種みたいにひっかけの選択肢がなく素直な出題形式です。
個人的には二種の方が問題が素直で簡単だと感じました
(一度二種の過去問の選択肢を見てみれば理解頂けると思います。)

2.知識問題
二種だと知識問題を捨てていても,計算問題の出題がほとんどでした。
計算特化で何とかなりました。
ただ三種は知識問題も出題されるので,テキストを読んだり過去問を解いて置く必要があります。
それを私はサボっていたので,知識問題で割と間違いが多かったです。

・8月~11月(二次試験まで)
正直,電験二種の一次試験に通過するとは思っておらず,二年で受かれば良いと考えていました。
試験直後に自己採点をすると,電力,法規がギリギリ6割超えでしたが合格していました。
二次試験の勉強はテキスト「キーワードで覚える」を買っていたので,一次試験の勉強でそれを少し読んだことある程度でした。
計算は手をつけていませんでした。
ツイッタやブログの合格体験記の意見を参考に,
1次試験終わってから2ヶ月程度の勉強だと不動先生の「完全攻略」でしか間に合わない」と言っている人がいたので完全攻略で勉強を進めました。

・問題厳選(捨て問決定)
二次試験の受験者は去年二次試験を受験して,今年再チャレンジする人も混じっています。
つまり,時間的な所で初受験は不利ということになります。

出題傾向を分析して,自己判断で捨てる問題を作る。
拾った問題に関しては,試験で解けるようにする。

これをしないと正直厳しいです。
※自分を優秀だと思う人は捨て問を作る必要はないかと思います。

私が捨てた問題は,
——————————————————
・水力と火力を交互に出題される傾向がある
→去年水力が出題されたので,火力のみ勉強
・パワエレは過去問と似た問題が出題されにくい
→パワエレ全ステ
・対称座標法は難しい
→対称座標法を捨てる
——————————————————
こんな感じで勉強範囲を絞り,難しい問題は捨てる方針で勉強を進めました。

・完全攻略
ただ,完全攻略は過去問をジャンル毎にまとめて,解きやすい問題から難しい問題に並べ替えた過去問です。
参考書ではありません
ということで,基本完全攻略で勉強しました。
わからない内容について「三種のみんほし」「計算で覚える」「電験王」「個人サイト」で調べながら進めて勉強しました。
もし二次試験まで時間があるなら,参考書を挟んでから完全攻略(過去問)に手をつける方がいいと思います。

最終的に完全攻略の計算問題について問題文を見て,頭でどういう手順で解くのかを言語化出来る程度に仕上げました。
論述は問題文を見て,少しだけ書ける程度まででした。
正直論述は苦手で,計算で何とかする方針で進めました。

・電験二種の二次試験当日
<電力・管理>
2021年度の試験で選択した大問は1,3,4,5でした。
選択した問題に関しては,計算も論述も全部完全攻略で類題があったと思います。
つまり過去問と似た問題が出題されたということです。

計算
計算問題は,完全攻略を何周もやっていのたで,解法はわかりました。
ただ,電卓で計算を解くことをサボっていたので,計算ミスはガッツリしました。

論述
大問1は火力の電験二種の一次試験でも聞かれる「Nox,Sox,ばいじんの発生原因や対策」を答える問題であったため
論述が苦手とはいえ何とかなりました。
大問5は地中送電の問題でした。過去問で似た問題があり,尚且つ穴埋めでした。
記述をしなくて済んだので,論述苦手とはいえ何とかなりました。
論述は苦手でしたが,運が良かったので割と回答出来たと思います。

<機械・制御>
大問1,4を選びました。

大問1は誘導機の問題でした。
過去問でも頻出の問われ方をしたので,何とかなったと言いたいところですが,
出題者による嫌らしい引掛けに見事引っかかってしまいました。
過去問では「極数」が与えられていたが,「極対数」が与えられていました。
ここで引っかかった人が数多くいたようです。

大問4は制御の問題です。
制御は得点源だと様々なブログで見ていたので選択しました。
小問5つのうち2つ分からない問題がありました。
言い換えると,過去問でよく出るところは出来たが,
過去問であんまり出ていないところは出来なかったという感じです。

まとめると,<電力・管理>はそれなりに出来た,<機械・制御>は合格スレスレだったと思われます。
一応今年度電験二種に合格することができました。

ここまで長々とまとまりのない合格体験記を書きましたが,
読んでいただきありがとうございました。

電験二種を目指す人は,二次試験に向けての戦略(捨て問)を参考になればと思います。
※自己責任でお願いします。
電験三種を目指す人は,締め切り効果や勉強のやり方等を参考になればと思います。

最近はYouTubeに動画投稿できていませんが,
電験受験者(特に三種向け)に向けた動画を投稿しています。
興味があれば一度ご視聴して頂ければと思います。
今後私は電験1種に挑戦したいと考えています。
ぜひ,皆様も勉強頑張ってください!!
互いに頑張りましょう。




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