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ライティングダクト工事について分かりやすく解説!

電気工事士

第二種電気工事士試験の一発合格を応援する講座、今回はライティングダクト工事について解説します。

ライティングダクトは、照明器具を自由な位置に配置でき、またいつでも位置を簡単に変更できるのが特徴です。

 

ライティングダクトの支持点間の距離および施設方法

 

解説の後に練習問題と解き方を掲載していますので、しっかり勉強していきましょう。

 

 

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ライティングダクトで照明器具を自由な位置に配置

ライティングダクト工事とは、ダクトに絶縁物で支持された導体にプラグにより任意な位置から照明器具などに電気を供給する配線工事方法です。

ライティングダクトは室内の天井に吊り金具を用い吊り下げるか、または天井に直接取り付け施設します。

ライティングダクトの内側には給電レールがあり、照明器具にはここから給電されます。このため、ライティングダクトに取り付けられた照明器具は、自由な位置に配置することができます。

 

 

ライティングダクトの施設が可能な場所

ライティングダクトは使用電圧が300〔V〕以下で、屋内の露出場所または点検できる隠ぺい場所の、乾燥した場所で施設することができます。

 

 

ライティングダクト工事の施工方法

ここでは、ライティングダクト工事で行われる造営材への取付条件、支持点間距離、接地などの施工方法について詳しく見ていきましょう。

 

ライティングダクトの造営材への取り付け

ライティングダクトは天井に取り付け、ダクトの開口部を下向きに施設します。また、壁などを貫通して施設することはできません。

 

ライティングダクトの支持点間距離

ライティングダクトの支持点間距離は、2〔m〕以下になるように施設します。

また、終端部は閉そくします。

 

漏電遮断器の施設

ライティングダクトは、電源側に漏電遮断器(定格感度電流30〔mA〕以下、動作時間0.1〔秒〕以内)を施設します。

ただし、簡易接触防護措置を施す場合は、省略できます。

 

ライティングダクトの接地条件

ライティングダクトには、D種接地工事を施さなければなりません。

  • 対地電圧が150〔V〕以下で、長さが4〔m〕以下の場合は接地工事を省略することができます。

 

 

試験に出題される問題を解いてみよう

【例題】使用電圧300〔V〕以下の低圧屋内配線の工事方法として、不適切なものは次のうちどれか。

イ、 金属可とう電線管工事で、より線(600Vビニル絶縁電線)を用いて、管内に接続部分を設けないで収めた。

ロ、 ライティングダクト工事で、ダクトの開口部を上に向けて施設した。

ハ、 フロアダクト工事で、電線を分岐する場合、接続部分に十分な絶縁被覆を施し、かつ、接続部分を容易に点検できるようにして接続箱に収めた。

ニ、 金属ダクト工事で、電線を分岐する場合、接続部分に十分な絶縁被覆を施し、かつ、接続部分を容易に点検できるようにしてダクトに収めた。

 

【解説】
ライティングダクト工事では、ダクトの開口部を下に向けて施設することになっています。上に向けて施設するのは不適切な施工です。

正解:ロ

 

 

まとめ:ライティングダクトの支持点間距離は2m以下

今回はライティングダクト工事について解説しました。照明器具を自由な位置に配置できるライティングダクトの内側には給電レールがあり、ここから照明器具へ電気が供給されるのですね。

また、ライティングダクトの施設が可能な場所は

  • 露出場所
  • 点検できる隠ぺい場所

で、いずれも乾燥した場所であることが条件となります。

店舗などでよく用いられるライティングダクト。もし外出先で見かけたら、ぜひ観察してみてください。

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