電験三種合格勉強法① ~準備編 ~

~ごあいさつ~

どうも電験サロンと申します。

今回は、電験三種に合格するための勉強法について話したいと思います。

電験は、勉強しなければならない範囲が広く、その難易度も高いことから、

電気系の中では、難関資格とされています。

この資格を目指す方にとって、少しでも効率的に勉強ができ、合格へ近づけるように、

私のこれまでの経験をもとに、勉強方法を記したいと思います。

この勉強法で私は、学生のときに、電験三種、さらに電験二種も取得することができました。

これからお話する勉強法は、私が電験やその他の資格で実践してきたものであり、

これが絶対に正しい勉強法というわけではありませんし、当然、

みなさんそれぞれに合った勉強法があると思いますので、参考程度にお読みいただいて、

少しでも役に立ちそうな部分があれば、ご自身の勉強に取り入れてみてください。

それでは早速、勉強法について説明していきます。今回は準備編です。

 

~まずコレを準備!~

まず、電験三種の合格を目指すにあたって、準備してほいものが3つあります。

これを準備すれば、確実に、かつ、限りなく合格へ近づきます。

準備してほしいものは、シンプルに3つです。

①合格するための教材

②勉強に集中できる環境

③勉強するための時間 です。

なんだ当たり前じゃないか!、と思うかもしれませんが、

電験三種に合格出来ていない方は、まず間違いなく、これを準備出来ていません。

では、具体的にそれぞれの項目について説明します。

 

~①合格するための教材~

まずは合格するための教材についてです。

これはどんな分野の勉強にも当てはまりますが、

どんな教材を使用して勉強するか?ということが、試験で良い点をとるには、

最も!と言って良いくらい重要です。

じゃあ、電験三種に合格するために一番おススメの教材は何か?ということですが、

それは、「完全マスター電験三種受験テキスト」と「過去問」です。

(※最近では、「みんなが欲しかった」シリーズもお勧めです)

過去問は出来る限り多い方が良いです。

これらの教材を覚えれば、いや、この教材だけを徹底して覚えれば、

まず間違いなく電験三種は合格出来ます。

まず完全マスターですが、範囲の網羅性が高く、問題数が非常に多いのが特徴です。

この問題数が多いというのが最大のメリットです。

何故かというと、基本的に問題を解く方が、テキストの説明を読んだり、

解説を読みこむよりも、記憶に残りやすいからです。

一般的に、説明・解説を読んで理解した上で問題を解く。

これが正攻法で正しい勉強法ということに異論はありません。

ただ、この正攻法だとものすごく時間がかかってしまい、

電験三種を合格するという1点に限っては、非効率であると言わざるを得ません。

効率的に記憶に残すには、まず問題を解く、そして解けなければ、

その部分に該当した説明・解説だけを読む。

この順番を入れ替えるだけで、かなり記憶の定着の仕方が変わります。

そして今説明した方法でとにかく数多くの問題に触れて、

出題パターンと解き方を頭にどんどん記憶していきます。

これを行う上で、網羅性が高く、問題数の多い、

完全マスターシリーズが教材としては一番最適なんです。

ですが、完全マスターシリーズがおススメだよ、と、紹介しても、

あれはすごく難しい、とよく言われます。

確かにその通りなんです。なぜ難しく感じるかと言うと、問題の解説が、かなり端的にかかれていて、

学びはじめの方には非常にハードルが高く感じられてしまうからです。

それでも敢えてわたしは完全マスターシリーズをおススメします。

それだけ数多くの問題を解くということ、

すなわち、効率的に記憶に残すということに重きを置いているからです。

解説が不十分だと感じる問題があったら、

その部分だけはインターネットで調べたり、掲示板で質問してみてください。

今の世の中、書籍よりも詳しく丁寧な解説をしてくれる方がたくさんいます。

こうしてひとつずつ本書の問題の解き方を覚えていき、

全ての問題が解けるようになれば、電験三種合格の力は十分ついています。

2つめの教材は過去問です。出来れば15年分くらいあると良いです。

そして過去問を準備したその日から、すぐにとりかかってください。

よく、自分で買った教材を終わらせてから、その教材を完璧に覚えてから

過去問に取り組もうという方がいるんですが、そんなことをしてたら、

まず間違いなく時間が足りなくなります。

過去問を準備したその瞬間から取り組んで、同時に、並行して教材も、

出来れば完全マスターシリーズに取り組んでください。

そして、過去問を一度解いてみて、わからなかったり、

少しでも解き方があいまいな問題は記録をして、それらの問題を完璧にもう忘れない、と、

思えるくらいまで繰り返し解いて、解けない問題を減らしていってください。

この過去問と完全マスターシリーズの問題を全て解けるようになれば、

電験三種はまちがいなく合格できます。

 

~②勉強に集中できる環境~

2つ目に準備してほしいものは、「勉強に集中できる環境」です。

結論から言います。

勉強する机といす、教材、ノート、筆記用具、以外は極力何もない環境で勉強してください。

スマホ、パソコン、ベッド、テレビなどがあるとまず間違いなく集中力は落ちます。

教材の解説だけでは、どうしてもわからない問題があって、

ネットで検索したいという場合もあるかもしれませんが、

よほど自制心がある方でない限り、やめた方が良いです。

ネットで調べないと分からないような問題があれば、記録しておいて、

別の時間でまとめて調べた方がはるかに効率的です。

それから、カフェや図書館などで勉強するときも注意が必要です。

家で勉強するには誘惑物が多いから、図書館やカフェで勉強する、

という方も多いかと思いますが、図書館やカフェで勉強すると、

勉強した気分にはなれるんですが、意外とはかどっていないことも多いです。

私がそうでした。

確かに、家で勉強するよりははかどりますが、もっと集中して勉強を進めたい。

そんな風に思っていました。

そんな方におススメするのは、勉強を始める直前に、

今から勉強してここまで進める、終わらせると計画を立てることです。

別に詳細な計画はいりません。

ざっくりで良いので、今日はここまで進めると決めてから勉強をはじめる習慣をつけてください。

そうすると決めた箇所まで終わらせるように、無意識のうちに集中力が上がります。

是非試してみてください。

 

~③勉強するための時間~

そして、最後に準備してほしいものは、「勉強するための時間」です。

よく相談を受けます。どうやったら電験に合格できますか?と。

話を聞くと、電験三種に受からない人は圧倒的に勉強時間が足りていません。

勉強する時間がないから、学校があって、仕事があって、家事が、育児が、

たしかに個人個人事情があると思いますが、本当に受かりと思うなら、

そんな状況でもなんとかして時間を捻出するしかありません。

今から話す話は、えっそこまで出来ないよ、と、

人によっては思うかもしれませんが、

逆を言えば、今から話すことを忠実に実践出来れば、

限りなく合格に近づくと思います。

ではどうやって勉強する時間を捻出するか?

これも結論から言います。

それは、夜早く寝ることと、細切れ時間を徹底して使うことです

何故早く寝るのか、これは説明が必要ないかもしれませんが、朝、早朝に勉強するためです。

脳の疲労が少ない朝勉強する方が、夜疲れてから勉強するよりも、はるかにはかどります。

電験三種は計算問題と、暗記する語句の問題に分かれますが、

朝の頭がクリアなときに、計算問題のみをひたすら勉強します。

様々な科学的知見や研究者が言っているとおり、夜早く寝て、

朝早く起きる朝方の方が勉強する上では、かなり効率が良いと私自身も実践して思います。

出来れば毎朝、最低でも2時間、この2時間は最低ラインです、勉強する時間を確保して、

計算問題を解く時間にあててください。その分、夜早めに寝てください。

夜の2時間は朝の30分で取り返せます。それくらい朝、勉強する方が効率が良いです。

そしてもう1点は、細切れ時間を徹底的に使うことです。

1日のうち起きている時間であれば、いつでもすぐに勉強できるように、

常に何かしらの教材を肌身離さず持ち歩いてください。

仕事でも、学校でもちょっとした時間があれば、

1ページでも1問でも良いので、問題を解いてください。

通勤や通学でも、覚えたいことを録音した音声をリピートして聞くなどして、

とにかく、日常の中で使える時間を、洗い出して、勉強する時間に変えてください。

このわずかな時間のたった1ページ1問の積み重ねが、1か月、1年と続けば、

想像した以上の時間と成果を生み出します。これが1生続くわけではありません。

取りたいと思った電験三種の試験日までです。ぜひ1日の時間を徹底的に有効に使ってみてください。

 

~終わりに~

今回は電験合格勉強法と題して、準備編について説明しました。

冒頭にも述べましたが、今回話した内容が絶対正解とも思いませんし、

みなさんそれぞれにあった勉強法があると思いますので、

自分にとって参考になると思える部分があれば、取り入れてもらえればと思います。

また、今後も合格勉強法シリーズとして、違うテーマで定期的に参考になるような記事を

アップしていきたいと思います。それでは今回の記事はこれで終わります。

皆さんの勉強に、少しでも参考になれば幸いです。

※youtubeで、勉強のためになるような動画もアップしています。

もしよければご覧ください⇒https://www.youtube.com/channel/UCidDCXjTTaS0Ahu0O_6mmBw

 



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