需要率、負荷率、不等率について

需要率、負荷率、不等率は、需要設備と供給設備の関係を表しているものです。
理論や機械の分野で学びそうですが、電気設備を管理をする上に必要な知識なので、法規でも扱います。

初めは需要率です。
需要率は、需要家の電気設備の全容量に対して、実際に使用されている電力の割合で下記の式で表します。
最大需要電力は一般には1時間単位で抽出し、時間帯や季節によって変わります。
需要率が高いと、設備が同時稼働しているということです。
それで需要率を正しく把握することで、施設に本当に必要な電力を見極められることになります。

次は負荷率です。
負荷率は、設定した期間内での平均需要電力と最大需要電力の比で、下記の式で表します。

平均需要電力は、設定した期間内の使用電力量を期間(時間)で割って求めます。

設定した期間は、一般的に1年・1ヶ月・1日で設定されることが多いです。
負荷率が高いということは、設備が有効利用されていることを表しています。
負荷率を把握することで、設備の利用方法を調整して契約電力を減らすなどの対策ができるでしょう。

最後に不等率です。
不等率は、各負荷における最大需要電力の合計を合成需要電力で割ったもので、下記の式で表します。

合成最大需要電力は、不等率を算出する期間内で、各負荷を一つの負荷としてみたときの最大需要電力です。

不等率は、必ず1より大きい値となります。

複数の設備が接続された施設で不等率を算出した場合、値が高いと設備が同時稼働しており、低いと分散使用されていると言えます。
不等率は、需要家相互間や配電幹線相互間などで使用されています。

需要率、負荷率、不等率について説明しました。
これらは、設備管理の実務に就くと日常的に使う知識です。
それぞれが何を表しどのように求めるかをしっかり覚えるようにしてください。
試験では計算がメインになる範囲なので、何度も過去の問題集などを解いておくと十分対策できるでしょう。



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