
~はじめに~
どうも電験サロンです。
今回は、電験三種に合格するための、勉強法第3弾として、
休憩編について説明したいと思います。
「①~準備編~」、「②~暗記編~」を
ご覧になっていない方は、ぜひそちらも参考にしてみてください。
それでは早速、勉強法について説明していきます。今回は休憩編です。
~休憩で最も重要なこと~
いきなりですが、勉強しているとき、
みなさんは、いつ、どんなタイミングで休憩をとっているでしょうか?
実はこの休憩の取り方1つで勉強効率や勉強の質が大幅に変わってきます。
勉強法①の動画でも話しましたが、一番重要な休憩は早めの睡眠です。
睡眠時間については、個人差があるので一概に何時間とは言えませんが、
参考までに私のケースを話すと、私は7時間半は寝ないと、
昼間のパフォーマンスが落ちます。
昔から最低でも6時間は寝ましょうという話を聞きますが、6時間は明らかに少ないです。
出来れば7時間以上で、自分に合った睡眠時間を見つけていくのがベストだと考えています。
そして以前の記事でも述べましたが、同じ時間寝るにしても、
なるべく早い時間帯に寝て、朝早く起きた方が、時間をかなり有効に使えます。
この睡眠は、勉強に限らず、1日のパフォーマンスを大きく左右しますので、
自分の睡眠パターンを確立出来ていない方は、勉強に取り組むよりもまず、
自分に合った睡眠時間やパターンの確立に努めてください。
~休憩のタイミング~
では、話を戻して、勉強をしている最中において、
みなさんはいつ休憩をとっているでしょうか?
もし、疲れてから、休憩をとっている、
若しくは、特に休憩の取り方は決めていないという方は、
今回の記事が少しは役に立てるかもしれません。
勉強を続けて、頭が疲れてから適度に休憩をとる、
これが一番多いパターンじゃないかなぁと思いますが、
これでは最高のパフォーマンスで勉強出来ているとは言えません。
私も、昔は、何も考えず、疲れてから休憩をとる勉強スタイルでした。
でもある時、これだと長時間勉強出来ないことに気付きました。
例えば休日に、十分すぎる睡眠をとり勉強を始め、
午前中くらいまでは勉強がはかどるものの、
お昼を過ぎたあたりから、だんだんとペースが落ちてくる、
こんな経験ないでしょうか?
私は、休日に丸1日勉強するときは、大体今話したような感じで、
勉強のペース・質が時間とともに落ちていました。
ですが、あるいくつかの休憩方法を試みたところ、
この状態が大幅に改善していきました。
では具体的に、どんな休憩法を取り入れたことによって改善したのか?
私の実践した方法を3つご紹介します。
~①ポモドーロ・テクニック~
まず一つ目のおススメの休憩方法は、
勉強30分毎に5分間の休憩をとるという方法です。
30分程度の勉強だと、疲れる前に休憩をとることになります。
ですが、この疲れる前に休憩をとる、というのがとても重要で、
これを実践したことにより、ペースや質、をそれほど落とすことなく、
長時間勉強することが可能になりました。
当時は、私もまったく知りませんでしたが、
実はこの方法、ポモドーロ・テクニックと言うそうです。
正確なポモドーロ・テクニックは、25分毎に5分間の休憩をとり、
そしてこのサイクルを4回繰り返した後に
少し長めの15分から30分間の休憩をとります。
これを一連の流れとして、繰り返していきます。
この勉強にあてる1コマ分の25分、もしくは私が実践している30分という時間は
電験の勉強には絶妙な時間だと考えています。
例えば、計算問題であれば、途中で問題を中断するのは気持ち悪いので、
この時間内で終わらせようと無意識で集中力が上がりますし、
疲れる前に休憩を取ることになるので、常に頭がクリアな状態で、
問題に取り組むことが出来ます。
そして、5分間の休憩ですが、
私の場合は必ず勉強している机や椅子から一度離れることをルールとしています。
なぜかというと、休憩中に、少しでも体を動かした方が椅子に座ったまま
休憩するよりも、はるかにリフレッシュする実感があるからです。
科学的に言うと、勉強などで脳の疲労が生じると、脳の前頭前野の血流が悪くなるそうです。
前頭前野の血流が悪くなると、集中力やモチベーションの低下を招きます。
これに一定の改善効果をもたらすのが、体を動かすことだそうです。
ですから、ずっとすわったまま、休憩するのではなく、
この5分間を使って、滞った血流を良くしリフレッシュさせます。
これと関連して、暗記系の勉強をするときにも、
私は体を動かしながら記憶することがあります。
連続で暗記問題を解いて行くと、頭が煮詰まってきますので、
こういう場合、私は部屋の中を歩きながら、暗記問題を記憶しています。
しかし、歩きながら勉強するというのも、長時間実践すると
疲れてきますので、座って勉強するものと、バランスを取りながら実践しています。
以上説明したように、30分勉強して5分間の休憩をとる、
この休憩リズムをベースとして、勉強を進めています。
~②昼間の仮眠~
2つ目のおススメの休憩は、昼間の仮眠です。
お昼に仮眠をとることが、午後のパフォーマンスの大幅な改善につながる、というのは、
説明するまでもなく、みなさんご存知かと思います。
ですから、ここでは私が実際に実践している仮眠の取り方を
具体的に説明したいと思います。
まず仮眠を取る前に、カフェインを摂取します。
これは仮眠後にカフェインの覚醒効果を狙ったものです。
私の場合はコーヒーをコップに1杯、これを仮眠を取る前に必ず飲みます。
そして仮眠の取り方ですが、
私は椅子に座ったまま、机の上に両腕を置き、
うつぶせの姿勢で目を閉じて仮眠をとります。
横になって仮眠を取るという方法もありますが、
仮眠で終わらず本気寝になることが多いので、このスタイルで仮眠を取っています。
そして仮眠の時間、これも所説ありますが、私の場合はタイマーで15分をセットします。
これ以上寝ると、仮眠後に起きるのがきつくなるので、私はずっと15分間の仮眠を実践しています。
15分ですと、ねむりに落ちるか落ちないかぐらいのウトウトした状態の時に起きることになりますが、
このくらいがちょうどスッキリと目覚めることが出来ます。
これにより、午後以降のパフォーマンスもそれほど落とすことなく勉強を継続出来ます。
また仮眠は、昼間の1度だけ、という訳ではなく、
例えば夕方などに再び頭の疲労感を感じたときなど、その時の自分の状態に合わせて、
臨機応変に実践しています。
ちなみに、勉強だけでなく、私は普段の仕事においても、この仮眠を実践しています。
まだ仮眠を取る習慣がない人はぜひ、日常に取り入れてみてください。
たった15分ですが、パフォーマンスの大きな向上が実感できるはずです。
~③プチリフレッシュ~
最後に3つ目ですが、
これは休憩とは少し違うかもしれませんが、
集中力やモチベーションを持続するために、
私が実践している、ちょっとしたリフレッシュ方法をご紹介します。
まず、勉強するときに私はいつもチョコレートをわきに置いて勉強しています。
甘いものを食べながら勉強すると、気持ちの問題も大きいかもしれませんが、集中力が持続します。
長時間勉強する日には、私はよく小さな袋で小分けになった、チョコレートを用意して、
それを、少し疲れてきたなと感じた時に食べて、プチリフレッシュをします。
この方法は、個人的には効果が高いと思っていますが、
食べするぎると健康を害したり、逆に血糖値が上がって眠くなる恐れもあるので、
必ず適度な量を意識して摂取するようにしています。
それから、電験は基本的に4科目勉強しないといけませんが、
同じ科目を連続で勉強していると、途中で飽きてきたり、
疲れるペースがだんだんと早くなることが必ず起きます。
ですから、そうなる前に科目を変えたり、暗記系と計算系の問題を切り替えるなど、
飽きや疲れが出る前に一工夫をしています。
そして最後にこれは個人的に一番おススメなんですが、
休憩時間に、他人の勉強法や、合格体験記などを読んで、
勉強のモチベーションを持続させていました。
これは電験に限らず、英語の勉強や、入社試験など、
あらゆる試験の勉強でかなり役に立った方法なのでおススメです。
電験に関しては、当時図書館においてあった、
「新電気」や「電気計算」などの雑誌に掲載されていた合格体験記をよく読んでいました。
過去のバックナンバーに掲載されていた合格体験記を全てコピーして、持ち歩き、
休憩時に読むことにより、勉強に対するモチベーションを常に高く保てるようにしていました。
今は、ネット上に様々な方の合格体験記や勉強方法が公開されていると思いますので、
それらをモチベーションが下がりそうなときに特効薬として用いるのはかなり有効だと思います。
~おわりに~
今回は電験合格勉強法と題して、休憩編について説明しました。
冒頭にも述べましたが、今回話した内容が絶対正解とも思いませんし、
みなさんそれぞれにあった休憩法があると思いますので、自分にとって参考になると思える部分があれば、
取り入れてもらえればと思います。
また、今後も合格勉強法シリーズとして、違うテーマで定期的に参考になるような
記事をアップしていきたいと思います。それでは今回の記事はこれで終わります。
皆さんの勉強に、少しでも参考になれば幸いです。
※youtubeで、勉強のためになるような動画もアップしています。
もしよければご覧ください⇒https://www.youtube.com/channel/UCidDCXjTTaS0Ahu0O_6mmBw
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