電気系メーカー(照明)のこれから

電気系メーカー(照明)のこれから

電気系メーカーのこれから

こんにちは。
私は、電気系商社で営業を行っておりました。
電気系建築業界のサブコン・ゼネコンを得意先に持ち、案件推進を行っておりました。

本日は、電気系メーカーの今後のお話をさせていただければと思います。

建築業界内の電気系メーカー

建築業界内の構造は、基本的にピラミッド構造でどこの層をターゲットにしていくかで販売方法が大きく異なっていくことが多い。

得意先という視点での並びとして
ゼネコン・サブコン・電気工事屋 ←商社・販売 ←メーカー といった流れが主流である。
工事案件で取り上げると商社に案件のとりまとめ役をしてもらい、メーカーとしては工場での生産管理、発注などを行い納品に間に合わせることが使命になるだろう。
メーカーとしては、商社・販売が間に立つことが多く自ら直販することが難しい立場の場合もあったりするのでどこと組むか嗅覚が必要になってくる。

また、メーカーごとにゼネコン・サブコン・施主との関係性により大きく左右されることもある。
あそこのメーカーとは深い関わりがあってなど、こういった政治的な事情が大きくかかわってくることも多い。

電気系メーカーのこれから(照明関係)

照明器具は、物件にはなくてはならないものであり常に需要がある商材であることは間違いない。

数年前から、LED化といった流れもだいぶ強くほとんどのビルでLED化の工事が行われておりだいぶ世の中に広まったのではないだろうか。
LEDの魅力といえば、省エネルギー・長寿命・雰囲気に合わせた明るさ変化・色見の変化と蛍光灯に加えてだいぶ進化を遂げた商材となった。

しかし、これが逆手になり照明器具の寿命が延びたことにより器具交換の費用が抑えられメーカーとしては販売数を伸ばしにくくなっている。
また、LED発売当初は高価格での取引になっていたが市場競争が大きくなり価格もだいぶ下がっている。

商社で扱っていた案件では、照明器具で利益が出ないことなんてザラにあった。

今後は、さらなる新商品開発に力を入れていくのではないか。
オフィス・在宅ワークの影響もあり、照明器具によりモチベーションコントロールを気にしてみたりなどIOTと連携することでスマートフォンなどから操作できより便利という軸が強くなっていくのではないか。
商業関係では、有機ELなども注目されている。有機ELでは、現照明器具よりさらに薄くしても光を生むことができ、将来的には建築物と一体化されたシームレスな照明器具が多くなっていくのではないかと考えます。

照明関係のメーカーでは、さらなる新しい商品開発が求められていくと思うので、販売も良いですが企画開発などに携わるのも面白いのではないでしょうか?



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