自己インダクタンスと相互インダクタンスについて

今回は、自己インダクタンスと相互インダクタンスについて取り上げましょう。

インダクタンスを理解するには自己誘導について知っておく必要があります。
自己誘導とは、コイルに電流を流し大きさを増減させると磁界の強さも変化し、それによって電流の変化と逆方向に発生する起電力のことです。

自己インダクタンスとは、自己誘導によって生じる誘導起電力の大きさを表す量で自己誘導係数ともいい、コイルの巻数・寸法・周囲の媒質によって定まる定数です。
整理すると、自己誘導起電力を求めるには電流の変化量と流した時間、自己インダクタンスが必要になり、下記の式で表せます。

次に相互インダクタンスについて説明します。
相互インダクタンスは下記の図のようにループ状の芯にもう一つコイルが巻いてある状態で生じる誘導起電力です。

片方のコイル1に自己誘導起電力が生じると、もう片方のコイル2もコイル1の磁界の変化の影響を受けて誘導起電力が発生します。このときコイル2に発生する誘導起電力を相互誘導起電力といいます。
相互誘導起電力と相互インダクタンスは以下の式によってあわらすことができます。

この相互誘導起電力と相互インダクタンスは、電気設備で用いられるトランスの基本構造の理論といえます。

自己・相互インダクタンスは、理論としてだけでなく設備を理解する意味でもしっかりと覚えておくようにしましょう。



現在400名が参加中!
電気工事士や電気主任技術者など
資格合格を目指す人が集まる無料のオンラインサロン
【みんなのデンキ塾】

完全無料で参加できます!
参加はこちら↓↓



関連記事