低圧屋内配線工事と施工できる場所について

第二種電気工事士試験の一発合格を応援する講座、今回は低圧屋内配線工事と施工できる場所について解説します。

 

施設場所 (露出場所、隠ぺい場所、乾燥した場所、湿気の多い場所)
工事の種類 (金属管工事、ケーブル工事、ライティングダクト工事ほか)

 

私たちが暮らしている住宅、あるいは職場や学校の建物の低圧屋内配線が安全に使用・運用されるためにどのような決まりがあるのか?施設場所によって施工可能・不可能な工事の種類についてみていきましょう。

筆記試験問題の解き方も解説します。

 

 

屋内施設場所と区分

建物には部屋や屋根裏、浴室など場所によって点検ができる・できない、あるいは乾燥した場所や湿気の多い場所があり、状況はさまざまです。これらの施設場所の区分についてみてみましょう。

 

 

 

 

 

工種ごとに施工可能な場所を見てみよう

工事の種類ごとに施工可能な場所は次の表のとおりです。

 

この表を見ると、金属管工事、合成樹脂管工事、ケーブル工事、金属可とう電線管工事の4つの工種では露出場所であっても点検できない隠ぺい場所であっても施工が可能で、また乾燥した場所と湿気の多い場所のいずれでも施工可能となっています。

一方、がいし引き工事、金属ダクト工事、金属線ぴ工事、ライティングダクト工事は点検できない隠ぺい場所において施工ができません。

さらに金属ダクト工事、金属線ぴ工事、ライティングダクト工事は露出場所においても乾燥した場所のみ施工可能ということがわかります。

 

 

試験に出題される問題を実際に解いてみよう

【例題】使用電圧100〔V〕の屋内配線の施設場所による工事の種類として、適切なものは次のうちどれか答えなさい。

イ、 点検できない隠ぺい場所であって、乾燥した場所の金属線ぴ工事
ロ、 点検できる隠ぺい場所であって、湿気の多い場所の平形保護層工事
ハ、 点検できる隠ぺい場所であって、湿気の多い場所の金属ダクト工事
ニ、 点検できる隠ぺい場所であって、乾燥した場所のライティングダクト工事

 

【解説】
電気設備技術基準解釈第156条「低圧屋内配線の施設場所による工事の種類」より、点検できる隠ぺい場所であって、乾燥した場所での使用電圧300V以下のライティングダクト工事は可能となります。

正解:ニ

 

 

まとめ:屋内施設場所の区分と工事の種類

今回は低圧屋内配線工事と施工できる場所について解説しました。屋内施設場所には露出場所と隠ぺい場所があり、また乾燥した場所か、湿気の多い場所かがあります。それぞれの場所で施工可能な工種、あるいは施工できない工種があるのですね。

工事の種類についての詳細は別の記事で解説します。

学習期間中、練習問題を解く際は、工種ごとに施工可能な場所の表を参照しながら解いてみましょう。しばらく繰り返していると、表を見なくても解答できるようになります。毎日継続して自信をつけましょう。



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