ピンチ効果とは

いくつかの電気現象については電気主任技術者の試験・実務の両方で役立つため覚えて置く必要があります。
本項ではその一つ、ピンチ効果を説明します。

ピンチ効果とは、導体に電流を流したときに、右ねじの法則に従って導体に磁界ができ、できた磁界が電流を締め付けるように働くことで導体がくびれる現象を言います。
図で表すと下記のように表せます。

図にあるように、電流が流れると赤い矢印のように力が働き、導体を締め付け電流の通り道を狭めていくことになります。

ピンチ効果は、導体ではなくプラズマの場合に更に顕著に現れ、高温で細いプラズマジェットを作るのに応用され溶接の技術に用いられています。
他にも現在実用化に向けて研究が進められている「MHD発電(電磁流体発電)」においてプラズマが用いられるのも、この効果の作用がベースになっているからです。

ピンチ効果は他の電気現象との違いを問われる問題として試験に出ることがよくあります。実務でも上記の5つの電気現象は重要な知識です。

本項のピンチ効果に加え、ゼーベック効果・ペルチェ効果・ホール効果・ピエゾ効果、それぞれの効果や用途の違いを理解し、しっかり覚えておきましょう。

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