
第二種電気工事士は住宅などの一般用電気工作物の電気工事に従事するために必要な資格です。
免状を取得するためには筆記試験と技能試験に合格する必要があります。
合格率
第二種電気工事士の合格率は30~40%となっています。
筆記試験は60%前後、技能試験は65%前後です。
筆記試験の概要
筆記試験では次に掲げる内容について試験を行い、解答方式はマークシートに記入する四肢択一方式により行います。
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- 電気に関する基礎理論
- 配電理論及び配線設計
- 電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工事
- 電気工事の施工方法
- 配線図
- 一般用電気工作物の保安に関する法令
- 一般用電気工作物の検査方法
技能試験の概要
技能試験は筆記試験の合格者と筆記試験免除者に対して、実施されます。
配線図で与えられた問題を支給される材料で、一定時間内に完成させる方法で実施されます。
欠陥があると不合格となるので練習が必要となります。
- 電線の接続
- 配線工事
- 電気機器及び配線器具の設置
- 電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具の使用方法
- コード及びキャブタイヤケーブルの取付け
- 接地工事
- 電流、電圧、電力及び電気抵抗の測定
- 一般用電気工作物の検査
- 一般用電気工作物の故障箇所の修理
第二種電気工事士試験スケジュール(上期)
筆記試験 | 5月30日(日) |
技能試験 | 7月17日(土)または18日(日) |
受験申込期間 | 3月22日(月)~4月8日(木) 筆記試験免除で受験される方もこの期間の申込となる |
第二種電気工事士試験スケジュール(下期)
筆記試験 | 10月24日(日) |
技能試験 | 12月18日(土)または19日(日) |
受験申込期間 | 8月16日(月)~9月2日(木) 筆記試験免除で受験される方もこの期間の申込となる |
筆記試験は、一部の会場を除き、午前・午後の2回に分けて実施され、いずれかを受験することになります。
ただし、受験者は、午前・午後の選択をすることはできません。
前年度に筆記試験を合格している人や電気主任技術者資格を持っている人などは、技能試験のみを受験します。
また、技能試験は、試験地によって該当する技能試験日の土曜日か日曜日に開催されますので受験票をよく確認して、技能試験日を間違えないようにしましょう。
受験料
インターネットによる申し込み | 9,300円 |
郵送による申し込み | 9,600円 |
インターネット申込による注意事項
インターネットによる受験申込ですが、申し込み開始日の10時から申し込み最終日の17時までとなります。
特に申し込み最終日は日付が変わるまで有効だと思っていると17時に締め切ってしまっているということがありますので、申し込みができないという事態に陥ってしまいます。
電気工事士の受験にはスケジュールも注意して申し込み遅れがないようにしましょう。
受験申込方法の変更について
令和3年度から、受験申込みの方法が次のとおり変更になりますのでご注意ください。
(1)インターネット申込み
受験申込みの際に、写真をアップロードする必要があります。
(2)書面申込み
従来、受験案内書に添付されている払込取扱票(兼受験申込書)に所定の事項を記入して、
受験手数料を郵便局窓口で払い込むことにより申込みを受け付けていましたが、令和3年度か
ら受験申込書の送付と受験手数料の支払いが別々になります。受験申込書には、ご自身の写真
を貼付する必要があります。
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